映画レビュー/概要

757本目 事故物件 恐い間取り
2020年
監督:中田秀夫
主演:亀梨和也
評価:★★

あらすじ
売れない芸人の山野ヤマメは、相方からコンビ解消をしようと言われてしまい、途方に暮れる。
そんな中、京都テレビのプロデューサーへ相方が事故物件に住む企画を提案。
その企画中怪しい映像が映り込み、山野ヤマメは徐々に売れていく。

どんどん事故物件に移り住んでいくのだが、東京の事故物件に住み始めると……。



目次
  • 恐いと思えるシーンはちょっとだけ
  • それなら全編通してやって欲しかった



  • 恐いと思えるシーンはちょっとだけ

    事故物件で起こる心霊現象を芸人が撮影し、それでどんどん人気が出ていく、という昨今の心霊系YouTuberがやりそうな内容を芸人がやってみたパターン。
    本筋の流れで余計に気になるところは無く、必要な内容だけ見せてくれるのでそんなにストレスはないです。

    ただ、この作品がホラーであることを考えると、怖さという点ではあまり感じられないところはホラーファンにとってマイナスになる部分が多い気がします。
    なんか、土曜日夜9時にやってる特番くらいかなーっていう印象です。

    唯一、赤い服の女のところはちょっとゾッとしたかな、くらいなもんで、他は一切怖くなかったです。

    それなら全編通してやって欲しかった

    この作品が一番不評になってしまったのは、最後の事故物件の戦いでしょう。
    ホラーというより、ああいう戦いものになってしまうと途端にチープになってまったく面白くない、という感想が出てしまう人が居るのもしょうがないですよね。

    鳴海としてはああいう御札やらなんやらを使って戦う作品は好きだったりするので、その路線でいくなら最初からそうしてくれればよかったのに、とさえ思う始末。
    主役がジャニーズの方なので、売れない芸人にしてはイケメンすぎるよなぁという違和感を除けば、別に見れない話ではまったくないです。

    とはいえ、ホラー要素は薄めだし、リピート性もそんなに高くないため★2つにて。





    「そっちにも赤い服の女は居ないか? --山野ヤマメ」
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