映画レビュー/概要

760本目 ファイト・クラブ/Fight Club
1999年
監督:デヴィッド・フィンチャー
主演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット
評価:★★★★

あらすじ
大手自動車会社に勤務している”僕”は、不眠症に悩んでいた。
アメリカ各地に出張している間、タイラー・ダーデンという男と出会う。

その男との出会いが、”僕”の運命を大きく変えていく。



目次
  • 口外してはいけない
  • サブリミナル



  • 口外してはいけない

    ファイト・クラブルールその1。
    ファイト・クラブについて話してはいけない。

    ということなので、今回はネタバレなし回にて。
    『エイリアン3』にて、映画なんてもううんざりだ!と思ったデヴィッド・フィンチャーがこの世に生み出した最高の作品というのがまた皮肉。
    そんな彼だからこそ、この作品を作り上げることができたというのも一つあり得るお話ではありますが。

    物語は”僕”がタイラー・ダーデンというイケてる男と会い、ファイト・クラブなるものを創設する物語、ではあるんですけど事前に聞いていたお話よりも導入はもう少し長く、かつメタい要素も入っていたりと見ごたえ十分。
    2週目で「あ!このシーンってそういうことか!」を楽しめる系作品なので、一度のみならず二度以上の鑑賞をオススメします。

    サブリミナル

    映画史上最高のキャラクターベスト100(今統計取ったら違うかもですけど)に候補として上がる程のタイラー・ダーデンですが、鑑賞すると彼が登場する前にも微妙に登場していたりします。
    意識しなくてもわかるシーンもありますが、以外と見逃している可能性もありますので、初見の方はタイラーが出るまではひたすら画面凝視をオススメします。

    これを探しているだけでも楽しいかもなのでお見逃し無く。

    ちなみに、個人的には頭が良かったりわけわからん連中が殴り合ったりするよりも、映画のコマを差し替える話をするちょいとメタい話をしている時が一番好きだったりします。
    この映画自体語れる要素はめちゃ多めですが、結構要所によって好きなポイントが違いそうなので、色んな人と語りやすい作品ではあります。

    あ、でも話してはいけないんだった。
    そもそも、この映画の中身について、もしくは意味について話をすること自体野暮ったいなぁと思ってしまうので割愛いたします。





    「俺を目一杯殴ってくれ。 --タイラー・ダーデン」
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