映画レビュー/概要

514本目 死霊館のシスター/The Nun
2018年
監督:コリン・ハーディ
主演:タイッサ・ファーミガ
評価:★★★

あらすじ
暗黒時代。
修道院で悪魔を召喚しようとした結果、ヴァチカンの使徒により儀式を中断されてしまう。
だが、悪魔は地獄の扉を通り現世に現れる。
キリストの血により封印された悪魔であったが、大戦の空爆によりその扉が開いてしまう……。


目次
  • 祈れ、呪え
  • ちょっとかっこいいじゃないすか



  • 祈れ、呪え

    めちゃくちゃかっこいい告知ポスターが出たな、というのが第一印象。
    修道院のシスターと悪魔ヴァラクのイラストが半々。
    祈りと呪い、どちらが最終的に勝つのか……。
    というような構図で、死霊館ユニバース時系列最初の恐怖が公開されました。

    全体的には悪魔の強さを全面に押し出す形で、ホラー映画の恐怖シーンとしてはちょっと奇抜なものが多すぎな気がしました(ヴァラクがめちゃ強いとしても、、、)。
    例えば、いきなり墓場の棺桶中にテレポーテーションしたりとかが最たるもので。
    ※エンフィールド事件でも似たようなシーンがあり、あれは流石にやりすぎでは……。と思いましたが、今作を観て納得。ヴァラクのお家芸だったんですね。

    とはいえ、ユニバース形式の前日譚としては1作目に直結するラストがあったりと、繋がりを意識した展開については楽しめましたね。ああいう繋がりを見せてもらえるとちょいとテンション上がりますからね。

    ちょっとかっこいいじゃないすか

    ヴァラクの登場シーンがホラーキャラの中でもかなりかっこいい方かな?と。
    地獄からの使者感凄くないですか?(抽象的かつ小学生並みの感想)

    多分ですけど、死霊館の中でもかなり人気キャラクターかなぁと思うので、今後の作品で復活してくれるとちょっと嬉しかったり。
    まだまだこれから死霊館シリーズは続くでしょうし、スピンオフでアナベルも続いていることから、再度ヴァラクの登場をお待ちしております。

    あまり触れませんでしたが、登場キャラクター達についてはそんなに魅力は感じなかったパターンで、主役の女優さんがヴェラ・ファーミガの娘さんっていうことでそっくりだなぁ、という感想です。





    「今のうちに祈りなさい」
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