映画レビュー/概要

419本目 トランスフォーマー 最後の騎士王/Transformers: The Last Knight
2017年
監督:マイケル・ベイ
主演:マーク・ウォールバーグ
評価:★★★

あらすじ
オプティマス・プライムが創造主へ会いに地球を去ってから数年。
彼は再び地球へと戻ってきたが、創造主によりネメシス・プライムへと変貌を遂げてしまう……。


目次
  • 最後最後詐欺
  • 爆発とCGはふんだんに



  • 最後最後詐欺

    本当にマイケル・ベイが最後に監督?するトランスフォーマー。
    相変わらずのCGと爆発っぷりに、マイケル・ベイのファンはいつも通り大満足していることでしょう。

    2作目からトランスフォーマーは古来から人間と接点がある、という話はあったのでそこを更に掘り下げる形にはなっていますが、前作まででその接点については結構話として出ていたので新鮮味はぶっちゃけ無いです。
    むしろ、何番煎じなんだろうなーくらいの感覚。

    特に違和感しか無いのは、3作目までの主人公だったサム・ウィトウィッキーに纏わる彼の家計とトランスフォーマーの絡みについて。
    ならば本人登場させなよ!って思うんですけど、頑なに登場せず。

    シリーズを追う上で大事な一貫性と違和感の無さを取り除けず終了です。

    爆発とCGはふんだんに

    ストーリーについてはそんなに興味を持てるものではなかったですが、やっぱり対決と爆発とCGについてはいつ観てもポップコーン&コーラな作品。
    頭空っぽ、爆発に酔いしれたい、CGの映像美を楽しみたい。
    そういう人のニーズはいつでも満たしてくれるシリーズなので、そういった意味では全作観る価値はあると思います。

    段々とオプティマス・プライムの口が悪くなっていくのも楽しみの一つ(?)かもしれませんが、そういうところにフォーカスするしか楽しめないのでやむなし。
    ★3つにしているのは、ツッコミどころがありつつも壮大なインベイジョンSF系映画としては規模感が大きくて楽しい側面もあるからです。

    ただ、SFにも爆発にもCGにも興味が無い人にとってはただの虚無映画になっちゃうのでご注意。





    「人類を、滅ぼす。  --ネメシス・プライム

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