【ネタバレなし】736本目 スパイラル:ソウ オールリセット │ 新世代ジグソウの事件やいかに
映画レビュー/概要
736本目 スパイラル:ソウ オールリセット/Spiral: From The Book of Saw2021年
監督:ダーレン・リン・バウズマン
主演:クリス・ロック
評価:★★
あらすじ
数々の死体が街で見つかり、かつての猟奇殺人鬼であるジョン・クレイマー”ジグソウ”の名前が挙がる。
しかし、彼は十数年前に死亡しているはず……。
ジグソウ似の猟奇殺人鬼
ついに新章突入のソウシリーズ。
ジグソウの話が前回の『ジグソウ:ソウ・レガシー』で終結?になっているため、今回の殺人犯は完全に別物になっています。
今作の鳴海の焦点としては、
・ジグソウを超える殺人鬼は出てきたか?(予告で打ち出してるし)
・トラップの品質は?
・オチが楽しめるか?
という3項目。
結果としては、2点目のトラップに関してがボチボチで、他は期待はずれな結果に。
ソウシリーズであることを意識外にしたとしても、そこそこは仕上がりなスリラー映画かなーと。
殺人鬼のレベルについてはジグソウ超えならず、オチについてもそこそこ。
ということで、期待していた作品ではありますが★2つに留まりました。
スパイラル要素もっと入れて欲しかった
『ソウ』はタイトルとして”最前列で観る””ノコギリ”などなど、いろんな意味を含んだ意味合いとして成り立っているタイトルでした。
なので、今作の”スパイラル”という意味合いを物語と密接にして欲しかったなぁというところ。
確かに、カメラワークや”スパイラル模様を使う意味”は犯人が語っていたところではありますが、それだけじゃ物足りず。
強いていうならクリス・ロックとサミュエル・L・ジャクソンの演技はやっぱり安定してよかったなぁというくらいです。
んー、残念。
「受けて立つぜクソ野郎。 --マーカス・バンクス」
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