【ネタバレあり】735本目 シャン・チー/テン・リングスの伝説 │ MCU新世代ヒーロー誕生
映画レビュー/概要
735本目 シャン・チー/テン・リングスの伝説 /Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings2021年
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
主演:シム・リウ
評価:★★★★
あらすじ
伝説の犯罪組織『テン・リングス』。
その組織を束ねる長の息子が、サンフランシスコで平和に暮らしていた。
しかし、突如謎の男達が現れ……。
中国アクション×MCU
MCUもフェーズ4を迎え、ついに25作目。
今回は今までありそうで無かった中国アクションをMCUの世界観に取り入れたストーリーとキャラクター、そして造形美になっています。
『ブラック・ウィドウ』が例のウイルスのせいで公開が遅れていたことにより、MCU映画のスケジュールがつめつめ状態で、たったの2ヶ月後に今作が公開。
久しぶりにヒーローオリジンということで心躍らせておりましたが、期待以上の作品でした!
なんせ、『アイアンマン』から名前がずっとテン・リングスの正体がわかるわけですし、何より中国映画のアクション要素が劇場映えしないわけがないです。
それをMCUの世界観で観られるとは思いませんでしたし、何より「これどうやって撮影してんの???」っていうアクション満載で最高に楽しい2時間を過ごすことができました。
新世代ヒーロー、MCUへようこそ!
見応え抜群!
シャン・チー役のシム・リウを観たのは初めてでしたが、彼のアクションは一口で言えば最高。
彼自身、MCUがめちゃめちゃ好きということで思い入れが強いと思いますが、その気持ちが反映されているかのようなアクションが炸裂。
相棒役のオークワフィナもコメディとシリアスのバランスが大変良く、いつものMCU感ある掛け合いを見せてくれます。
MCUって一定の皮肉とジョークと真面目な話でストーリーラインを作ろうケヴィン・ファイギに指示されているのでは?w
シャン・チーの出自も、その両親の話も、実はヤバい門が母方の実家近くにあるとか、いろんな要素はありつつもどこのシーンも退屈することは全然無しでした。
個人的には顔が白塗りの彼にもう少し頑張って欲しかったところですが、悪魔に魂取られて退場。
今までのMCUには無いアクションの数々はありつつも、世界観を壊さず新たに構築を進められている、という点で本当にマイナスに感じる点が全然無い作品でした。
べた褒めばっかりですが、最後の最後まで楽しく劇場で過ごせました。
「あんた、何者? --ケイティ・チェン」
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