【ネタバレなし】409本目 ダイ・ハード3 │ クリスマスじゃなくても不運な男
映画レビュー/概要
409本目 ダイ・ハード3/Die Hard: With a Vengeance1995年
監督:ジョン・マクティアナン
主演:ブルース・ウィリス
評価:★★★
あらすじ
ニューヨーク市内で爆弾テロ事件が発生。
犯人は休職中のジョン・マクレーンを指名し、事件に関わらせる。
世界一不運な男が、今度はニューヨーク市内を舞台に事件解決へ挑む。
どこでも運の悪い男
爆発、爆発、爆発……。
今までの2作品でも爆発は幾度となくありましたが、今作は初っ端からの爆発。
今回のテロリストはひたすらにゲームを仕掛け、その裏で金を盗み出す犯罪者です。
ジョン・マクレーンが指名されたのは、1作目のビル事件の首謀者であるハンスが殺されたことをネタに巻き込んだというもの。
シリーズものとして、こういった関わりがあるストーリーは非常に楽しいですし、何よりジョン・マクレーンが次にどういった行動をするのか?どういった話をするのか?が気になって退屈しないのは3作目でも変わらずですね。
いつもと違い、相棒が居るのもポイントです。
ダイ・ハードにバディ・ムービーの要素を追加しつつ、どえらい事件に挑むっていうのはシリーズとしては目新しさはありつつも、ここまで規模が大きくなるとちょっと別のアクション・クライム系映画作品と似たようなもんかなーと思ってしまいます。
ダイ・ハードは究極的に難しい局面が、個人に対して次から次へと襲いかかる方がジョン・マクレーンが映えるなぁというのは3作目を観ていて改めて思うところです。
ゲーミングタイプの犯罪者
今までの犯罪者と違い、街の各所に爆弾を仕掛けていますが、謎が解ければ解除できるというクイズ形式。
ジョン・マクレーンは見た目や言動に反してキレッキレの回答を用意してくれるので、クイズ好きなサスペンス映画ファン(?)にはたまらない要素となっています。
それ以外はいつものジョークと皮肉×サミュエル・L・ジャクソンって感じ。
ダイ・ハードな雰囲気を味わいつつも、前述の通りちょっといつものパターンと違うよなーっていう雰囲気的な話にはなっちゃいますが違和感は感じると思います。
とはいえ、シリーズものが好きな人にとっては1作目と密接にリンクする要素もありますし、土曜日の夜に頭を空っぽにして鑑賞するにはいい作品だと思います。
「昨日の当たり番号は? --ジョン・マクレーン」
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