ワーナー・ブラザースチャンネル より

ヒュー・ジャックマン新作となるレミニセンス。

ジョナサン・ノーランを予告で押しすぎて、インセプション的な映像を期待する人たちが続出したため、鳴海としてはストーリー重視で鑑賞を心がけました。

結果としては近未来SF×サスペンスとしてストーリー的に楽しめる作品に。

SF苦手な人でも、普通にサスペンス重視なのでストーリーで展開を追っていけますし、SF好きな人は世界観の深堀りで楽しめますし。

ヒューさんが好きなら何より楽しめることでしょう。

水没都市の設定を

ヒュー様の演技としては、グレイテスト・ショーマン以降キレイなお姉さんに堕ちる演技が増えた（決してそんなことはないので冗談です）感じですが、今回もキレイなお姉さん起因による恋愛ドタバタ劇。

記憶を遡ることによる発見と展開はこの作品の設定ならではですし、過去と現在、そして未来に対するテーマとしてもSF映画ならではのもの。

強いて言うなら、前半の進み方に強弱が少なく、恋に惹かれるにしてはちょっと早めかなーと（ヒュー様がただの美人好きに見えてしまう。いや、ひと目見て惹かれたというのはわかりつつもちょっと早すぎるなぁ……と）。

水没した都市の設定についても、もっと掘り下げると面白みが増したかもしれないんですが、ちょっと情景がキレイに映るなーっていうところに留まってしまっていたので、記憶だけではなく荒廃していく世界についての関連性がもう少し強いと更に楽しくなったかもです。

※とある部分を語る上で外せない要素ではありますが、そこ以外にも色々拾えると楽しそうだったなというアレです。今回はネタバレなしにしたのであしからず。

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