映画レビュー/概要

406本目 サイコ(1960)/Psycho
1960年
監督:アルフレッド・ヒッチコック
主演:アンソニー・パーキンス
評価:★★★★

あらすじ
銀行へ運ぶはずだった4万ドル。
魔が差してしまったマリオンは、それを持って逃亡してしまう。

夜になり、彼女は通りがかりに見つけたベイツ・モーテルに宿泊する。

サイコと言えば、言わずとしれたヒッチコック作品の中でも代表作に挙げられる映画ですが、ちょっと映画をかじって調べていくと必ずや登場する一品でもあるでしょう。

どんでん返しとか、サイコ系とか、そこらへんのワードで検索したら絶対上位に上がってくるので、知っている人はかなり多い部類に入る作品です。

鳴海がこの作品を敢えて鑑賞しようと思ったのは、単にヒッチコック作品に触れてみたいというミーハーさがかき消せない理由ではありますが、やっぱり映画好きとしては嗜んでおきたいジャンルかなと。
(※こういうところがミーハーさを感じる所以)

サイコは登場人物が、本筋にそぐわずとんでもない事件に遭遇してしまう、という突然雰囲気が変わるところから最後の顛末までをジェットコースターのように楽しむのが吉。
今作を大人になってからじっくり鑑賞できたのは幸いでした。

今ではベタでも

主役っぽいキャラクターがシャワーを浴びていたらとんでもない事件に遭遇してしまうことで有名な今作ですが、そこに至るまでの流れとそれ以後の展開が実に匠。

褒めすぎかもしれませんが、展開がわかっていても楽しいんですから間違いないような気がします(鳴海調べ)。

サイコのことをあまり知らず、かつどういう因果か鳴海のブログでサイコという作品を知った人は朗報です(?)
この作品のオチについては絶対に調べずに鑑賞してみてください。
実際、この映画が公開されてからというものの、ネタバレ厳禁というのは公式にもニュースでも言われていたことであり、世間では言いたくても言えない人たちが大勢いた(ことでしょう)。

この作品は、登場する人物がどうなるのかまったく予測できない上、ラストの顛末がどうなってしまうのかを知ることが楽しみみたいなところがあるので、余計な詮索は禁物。
ほぼ語っていませんが、
・よく使われる例の音楽
・序盤からひっくり返るシャワーシーン
・途中から怪しいあの人物
に注視してご覧いただくのがいいかと思います。






「彼女はハエも殺せないじゃないかって。  --???」
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