映画レビュー/概要

725本目 モータルコンバット/Mortal Kombat
2021年
監督:サイモン・マッコイド
主演:ルイス・タン
評価:★★★★

あらすじ
総合格闘技の選手、コール・ヤング。
負け続けで家族に励まされている彼の元に、暗殺者のサブ・ゼロが現れる……。
めっちゃおもろいやんけー!!!

って心のなかでスタッフロール中に叫ぶくらいには楽しめました。
実写格ゲー映画がどんな顛末を辿ってきたかは皆さんのお察しなところではありますが、今作はシリーズ化して欲しい仕上がりになっています。

まったくストーリーや原作キャラを知らなくてもアクションで楽しめますし、何より各種演出の見栄えが素晴らしいです。
原作は対戦格闘ゲームですが、グロテスクな表現が世間を賑わせたモータルコンバットですが、映画もしっかりその表現を余すところなく描いているので素晴らしいです。
こういうところ、映画化したら一般向けに緩くなるケースもありますけど、原作ファンの方もきっと楽しめたのでは?

原作をあまりプレイしていないからこその評価っていう可能性もありますが、個人的にはめちゃめちゃ楽しみました。

あ、ちなみに1995年版のモータルコンバットとは全然関係無く、リブート版という形になっています。そのうち古い方も観てみようかなとは。

フィニッシュヒム

スコーピオン、サブ・ゼロの人気キャラ2人がストーリーをしっかり牽引しつつ、映画オリジナルキャラ兼主人公であるコールがそこそこに活躍。
ぶっちゃけ、オリジナルキャラかどうかもよくわかっていなかったので、世界観として浮かないキャラなのかな?とは。

格ゲー映画って余計な話で遠回りすることも多かったりですけど、この作品は戦うことがほぼほぼで、各キャラクターの設定についてだらだらと語ることもほぼありません。
若干ツッコミを入れたくなるような話はありつつも、あくまで戦いを中心に見せてくれるので不満無しです。

最終決戦まで戦いに次ぐ戦いがあるので、とりあえず観るものに困ったらこれ!感もあります。最近映画館で映画を観ていない人は是非に。

あと、最低限これだけ覚えておいて下さい。
観終わった後、最高に春巻き食べたくなります。

フェイタリティ

本編とは全然関係ない箇所ではありますが、スタッフロールの演出がマジで神。
黒と赤のみで各キャラクターの紹介入れつつ、テーマ曲を映画用にアレンジ。
あまりにもかっこよすぎる。
これを映画館で観るためだけに皆さんに観て欲しいって思うくらいには最高です。
MCUでも結構スタッフロールがおしゃれなパターンは多いですが、久しぶりにめちゃ興奮した映像でした。

いやー、マジで最高。
早くブルーレイ出ないかな。





「この顔を、忘れるな。  --スコーピオン」
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