映画レビュー/概要

404本目 デッド・フライト/Plane Dead Flight of the Living Dead:Outbreak on a Plane
2007年
監督:スコット・トーマス
主演:デヴィット・チサム
評価:★★

あらすじ
ロサンゼルスからパリ行きの飛行機。
中には機密のコンテナも積まれていたが、乱気流によりコンテナの中身が流出してしまう。

これにより、飛行機の中は前代未聞の大パニックとなるが……。
軍の機密絡みで運んでいるものがなんらかの流出をしてしまうのはもはやテンプレ。
機密というより死亡フラグを運んでいるこの飛行機がゾンビで大変なことになってしまうのは言うまでもありませんね。

というわけで、今回は飛行機の上でオブ・ザ・デッドになります。
なんらかの事情で劇場公開されなかった作品ですが、公開されなくて残念でしたねーなんていう話にならないのが悲しいお話。
つまりはそういう評価ってことになっちゃいます。

飛行機でゾンビが出てきてしまうっていうことは、逃げるにも逃げられない状況なので殺すしかないんですけど、この飛行機案外広いです。なんかそれっぽい人間ドラマを絡めつつ話が進んでいきます。日本の航空機のイメージだと速攻で話が終わっちゃいますからね。

飛行機お構いなし

臓器を蘇らせる細菌が、結局は人を蘇らせることになっていてゾンビ化して人を襲いまくる。
旅客機でそんなん運ぶなよって言いたいですけど、それを言っちゃお終いですよね。
ゾンビ映画に犠牲者はつきものですし

そもそも飛行機で銃なんて撃ったらとんでもないことになるんですけど、そんなことお構いなしで撃ちまくり。
自分たちが撃った後どうなるかよりも、中に居るゾンビを対処する方が大事ですからねー(棒読み)

劇場公開されないわけだ

ネタバレなしも何も、さして語る程の内容が無いため激薄です。
とりあえず顛末としては
・飛行機は無事着陸する?
・誰が生き残る?
を見守るばかり。
それ以外に特筆する内容はあらずです。

そういう意味でも、劇場公開されなかった理由は明白な気も。

そんなに悪いっていう程の作品ではないです。ある程度いつものゾンビ映画してくれますし、期待通りお亡くなりになってくれる人はお亡くなりになります。
ですが、逆に言うと飛行機内でゾンビだらけになるっていうくらいしかポイントの無い作品になります。

ゾンビ映画ソムリエ推奨な一品でございます。





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