映画レビュー/概要

689本目 新解釈・三國志
2020年
監督:福田雄一
主演:大泉洋
評価:★★★

あらすじ
今から約1800年程前の中国。
三國志として語り継がれる時代を、”新解釈”として新たに描き出すコメディ超大作。
ネタバレなしも何も、三國志をベースにしたコメディ作品ですから大体の筋書きは三國志を知っている人にはお馴染みの展開が勢揃いです。
そこに、『勇者ヨシヒコ』シリーズや『銀魂』シリーズに代表される、福田監督作品に関わったことのあるキャストに加え、大泉洋さんが主役として務めるコメディ作品が爆誕!っていうのが売りな今作。

台詞回しや世界観、ドラクエチックな演出含め、ここらへんが大好きな人は大好きでしょうし、そこらへんが苦手な人はとことん苦手な2時間です。

鳴海としては、ヨシヒコも銀魂も好きなので大分楽しめましたが、「もうええわ!」ってなるようなボケとツッコミが続くので、本当に人を選ぶ作品であることに違いはありません。

でも、もう一つ外せないウリがありますよね。

洋さんもいつものボヤキ全開

そもそもこの作品は、「大泉さんがボヤキ倒す三國志作品を作りたい」という願望を発端にスタートした作品なので、当然ながら大泉さんが主役を務めなければ存在しなかった作品と言っても過言ではないでしょう。

というわけで、我らの北海道スターである大泉さんが、まさかの劉備を演じるという稀有な事態に。
大河ドラマに出るようになって次は劉備ですか……。ある意味、世界進出ですねw

そんな大泉さんが求められるのはいつもの”ボヤキ”。
福田作品との相性は抜群で、全編通して笑わせてもらいました。やっぱり大泉さんのボヤキはいつ聞いても最高っすね。

一番好きだったのは、一番最初のシーンです。
そりゃもう、どうでしょうファンだったら笑わざるを得ない演出なので、きっとこれもまた意図したものなのかな?と思わされる程。

そういうところが垣間見えるのもまた、どうでしょうファンとしては目が離せないかもしれません。

歴史としてはごめんなさい

映画のパンフレットで出演陣がみんな謝罪をしているように、三國志ファンからは激怒必須な一作。

そりゃ、三國志をベースにしたコメディ作品を福田監督が作るっていうんですから、そこに史実を求めるのはお門違いってもんですから、全然気にせず観ていました。

三國志はゲーム経由で色々調べた時期がありましたが、今作は黄巾の乱から赤壁の戦いまでをざっとお送りしています。
コメディ調で進んでいくので、特に歴史を知らなくても楽しめるというのはまたいいところかと。
知っている側からしたら、そういうキャラの着色をするのかっていう視点になるわけですけど、好きなキャラが馬鹿にされてる……的な受け取りをしてしまうこともあるんでしょうねきっと。

とは言えこれはコメディ作品ですし、こんなご時世だから笑って過ごして終わりが一番の楽しみ方な気がします。
そういう意味では本当に楽しませてもらえたのでありがとうございます、ですね。





「斬首!  --周瑜」

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