映画レビュー/概要

389本目 カタコンベ/CATACOMBS
2007年
監督:トム・コーカー
主演:シャニン・ソサモン
評価:★★

あらすじ
姉の誘いでフランス パリにある”カタコンベ”へ招待されたヴィクトリア。
オールナイトパーティに誘われたが、700万体もある死体の周りに一人取り残されてしまい……。
内気で引きこもりがちな妹のために用意したパーティ。
それにしちゃ、随分と過激すぎる場所へお連れしたもので……。

さて、”カタコンベ”というのは映画のタイトルでもあり、地下墓所を指す言葉です。
パリの方は厳密に言うとカタコンベではないっぽいですが、カタコンブ・ド・パリという名前で観光名所にもなっているみたいです。
なんでまたそんな不気味な場所が観光名所になっているのかはちょっと意味不明ですが……。

そんな場所へ招待したサディスティックなお姉さんは、妹と一緒にレッツパーリィに参加するわけですが、そこでとんでもない体験をしてしまうことに。

トラウマ加速するだけでは

500kmも続く地下墓地で一人ぼっちになってしまったヴィクトリア。
姉の意図と違って、そんな経験しちゃ引きこもりが加速するだけだと思うんですが……。

序盤はパーティを楽しんで発散しようとするも、場所が場所だけに不吉な話を聞いてしまい、不安な面持ちに。
酒を飲みつつ精神安定剤的な”クスリ”でハイになっちゃう彼女は、案の定大変な目に遭ってしまう。
しかしそれは本当に現実なのか、それとも幻なのか……。

っていうところから巻き起こる恐怖体験ですが、ぶっちゃけそんなに怖くないです。
ちょっとしたドッキリサプライズはありますが、食い入るように観る程怖くはないです。

質素なオチ

散々追い詰められてしまったがために覚醒するヴィクトリアによって、ラストはとんでもないことになりますが、そんな場所を設定した姉が全部悪くない?

っていうことで締めです。
そのラストのために頑張って観る程の内容かな~?くらいなオチなので、興味があれば観てみてください、くらいな評価です。





「パリにいらっしゃい。あなたのためになるわ」

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