antman
マーベル公式サイトより引用
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映画レビュー/概要

58本目 アントマン/Ant-Man
2015年
監督:ペイトン・リード
主演:ポール・ラッド
音楽:クリストフ・ベック




目次
  • あらすじ
  • 評価:★★★★
  • アントマンの能力



  • あらすじ

    刑務所暮らしを終え、日常へと戻ったスコット・ラング。
    様々な仕事をしようとするも、中々長続きしない。

    別居することになってしまった娘と再び住むため、安定した仕事に就かねばならないが、昔からの仕事仲間に声をかけられ、大金話に乗ることに。
    再び泥棒としてとある屋敷に入り、金庫の中へ入り込むのだが、そこにあったのは大金ではなくスーツであった……。

    評価:★★★★

    アベンジャーズが忙しくなった後に観る箸休め作品として最高な一作。
    単作の中でもかなりラフに観られるし、これだけでも非常に楽しめる点は大きい。

    この後待ち受けている悲劇との落差が激しいですが、スコット持ち前の軽口と雰囲気が和らげてくれるので、気分が落ち込んでいる時に観ても笑える素敵な作品だと思っています。

    MCUの流れを汲む一作のため、当然ながら繋がりはありますし、ここまで来ると明らかにヒーローオリジンのテンプレをなぞる形だなぁと思う点はありつつも、小さくなって相手と戦うビジュアルは素晴らしいの一言。

    ちなみにヴィランであるイエロージャケットも同様に伸縮可能&レーザー付きですけど、こういう系の悪役って1作目のアイアンマンを思い出しますよね。
    ハゲていて、会社乗っ取って(ちょっと意味合い違うけど)、スーツ着て……。あれま。
    でもまぁ、戦っているシーンが楽しいからOKです。

    MCUを薦める上でも、ここから入ってもらってもいいくらいまであります。

    アントマンの能力

    主人公が泥棒で、刑務所から出てくるシーンからスタートするヒーロー映画なんて中々見ないですが、小さくなって蹴りが弾丸並っていうおもしろスーツの能力も特筆すべき点かと思います。

    小さくなるだけで普段と見える景色が違うので、それだけで楽しめるシーンが多い。
    かつ、ミクロな世界への突入ということで訳わからん物語を作りやすい。
    ……あれ、こう考えたら、後の某作品を考える上でやはり彼はマストな人物だった……?

    ピム粒子という貴重な物質によりスーツを経由し伸縮させて戦えるというこの能力は、そもそも攻撃が当たらないというだけではなく、どこにでも侵入しやすくなるというスパイが喜ぶ特典付き。
    なんか、こうやって見るとヒーロー以外のところでの活躍が大きそうですが、劇中にあった弾丸避けながら(というか必死に走っているだけですけどw)敵を倒していく姿は最高にかっこいい。それだけでお釣りが来ます。

    なんか、めっちゃべた褒め回になりましたが、それくらいアントマンは好きだっていうのが伝われば幸いです。

    あ、あとサーティワンアイスクリーム食べたくなるのもポイント(?)




    「アベンジャーズを呼んだ方がいいんじゃないの?  --スコット」
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