【ネタバレなし】503本目 Z Inc. ゼット・インク │ やられたらやりかえす…。
映画レビュー/概要
503本目 Z Inc. ゼット・インク
2018年
監督:ジョー・リンチ
主演:スティーヴン・ユァン
◎ゾンビ映画の中でも設定やシナリオが独特で楽しめる。
◯会社で起きたいざこざをゾンビパンデミックに便乗して色々解決しようとする展開も面白い。
◯社内にあるあれこれでなんとか乗り切ろうとする展開も思わず笑えるので、思った以上に気軽に楽しめます。
わかってたじゃんこうなるの!!!
古今東西、まるでゾンビの如く蔓延るゾンビ映画。
有名な作品だけを例題として出したくなるところですが、鳴海としてはこのゼット・インクもゾンビ映画の一つとしてプッシュしていきたいです!!!
仰々しいストーリーというわけでも、何かめちゃめちゃオチが楽しいとかそういうものではありませんが、シンプルにゾンビ映画として笑えて楽しいというだけでポイントが高いです。
え、ザルな採点じゃないかって??
まーそう言わず。
逆に考えてみましょう。
ゾンビ映画って、何をもってして面白い作品なのか、というの加点要素を見つけることが難しいんじゃないかと思います。
ホラーとしての怖さを追求するにしても、ゾンビが出てくるのとジャンプスケアで怖いと感じるかが一つポイントになりそうですが、そこが面白くても圧倒的に面白かった!と言うにはなんだか物足りなさを感じることってありませんか?
ゾンビ映画はゾンビが主役なだけに、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や『ドーン・オブ・ザ・デッド』みたいな作品以外は「ま、こんなもんでしょ」と言われがちだなって勝手に思ってます。(※鳴海の主観です)
ちなみにこの話、ホラー映画とサメ映画も同様だなって思ってます。
さて、話をゼット・インクに戻しましょう。
本作は感染するとストレスで異常化が進むウィルスが蔓延した高層オフィスビルを舞台に繰り広げられるサバイバルスリラー作品です。
ゾンビ映画って◯◯ウィルスみたいなものでパンデミックが起こることが多いですが、ストレスホルモンに変化を与えて理性と感情のバランスを狂わせるという設定が面白いと思った理由の一つです。
そのウイルスと掛け合わせ、大手法律事務所の弁護士が同僚のミスを背負わされ解雇されたことを憎み、混沌のオフィスを駆け抜け社長室を目指すというちょっとぶっ飛んだ設定もまた今作が好きな要素です。
背景設定もしかり、社長室を目指す過程もサバイバル要素を楽しめるので、いわゆる街中で巻き起こるパンデミックゾンビ映画とは一線を画す仕上がりに。
「くっそ!仕事でめっちゃ腹立つ!!」と思っている人は気分転換にいかがでしょうか?
気分が晴れるかの保証はしかねますのでご了承ください。
#鳴海の一人でキネマ
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