映画レビュー/概要

500本目 ゴジラVSモスラ
1992年
監督:大河原孝夫
主演:別所哲也

評価:★★★★

◎ゴジラとモスラという、東宝を代表する2大怪獣の激突。それに加え、新怪獣であるバトラがあまりにも良い。これだけしか出てないのが本当に残念。
◯人によりけり賛否両論なポイントですが、インディっぽい感じで序盤から展開する流れ結構好きなんですよね。夫婦関係の下りは子どもの頃見ていてあまり理解してませんでしたが
◯海の中での対決はゴジラシリーズの中でも屈指の名対決だなと個人的に思います。幼虫であるバトラが角からも目からもビーム出せるとか、男子の心くすぐりまくりです。


次にバトラが出てくるのはいつになるのか


本作は平成ゴジラシリーズの第4作として公開され、自然と文明の衝突をテーマにした壮大なストーリーが展開されました。
ゴジラ、モスラ、バトラという3大怪獣が登場し、地球規模の戦いを繰り広げる点で、興行収入的にも人気が高い作品です。

自然環境の破壊×地球への影響 をテーマに据え、前作のトンデモSF(個人的には良い意味で言ってます。個人的には。)から雰囲気が一転。
モスラは自然の守護者として描かれる一方、破壊神として描かれるゴジラは人類の傲慢さや文明の象徴として登場。
さらに、本作オリジナル怪獣であるバトラは、地球が自ら生み出した破壊者として、自然の怒りを具現化しています。この3つの存在が絡み合い、VSシリーズの中でも自然派なゴジラ作品の出来上がり。

怪獣プロレスに関しては、海中、そして横浜を舞台に繰り広げられる怪獣バトルは迫力満点!!!
ゴジラと幼虫バトラの対決とか最高ですよね。あの戦いだけで2時間見られるくらいには好きです。

最終対決で行われるモスラの鱗粉による攻撃×バトラの光線攻撃の波状攻撃は流石に強すぎた。
シリーズを通してモスラとの勝率が芳しくないゴジラも、バトラの援護射撃を受けての対決はあまりにも分が悪かったというか。2対1じゃしょうがないですよね怪獣王。

ゴジラとしての見どころで言えば、山から登場してきた時の溶岩と稲妻の演出がめちゃめちゃカッコいいので、PCのデスクトップ背景にしたいワンシーン。
小さい頃に観ていた思い出補正も相まってですが、鳴海としてはかなり満足度の高い一作です。





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