【ネタバレあり】834本目 ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ │ やっぱり一作目だけで良かったなぁ
映画レビュー/概要
834本目 ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
2024年
監督:トッド・フィリップス
主演:ホアキン・フェニックス
◎なんか、めっちゃ期待ハズレ……って思いましたが、いやこれ劇中のジョーカー大好き一般市民と同じやん!!!と思ってしまったり、アーサーの心中を表すということに関しては非常に面白い作りになっていたと思えました。
▲ミュージカル要素強めな部分=歌が多め なところが、鳴海としては合わず……。いや、別にミュージカル系作品とか音楽系作品が嫌とかではなく、ジョーカーを演出するのにこんなにミュージカル要素強めにしなくても良かったのでは??という気持ちが非常に強いです。
ジョーカーに期待している我々をそのまま反映している
公開してから賛否の嵐の今作。
前作があまりにも人気だったため続編への期待値は超絶上がっていたことは間違いないと思いますが、それも災いしての酷評でしょう。
否定的な方の意見は、「歌パートこんなに要るか??」だと思います。
鳴海もそちら側で、ジョーカーの心中を表すのにわざわざミュージカル要素じゃなくても良かったのになぁと。
最後まで観てあまりジョーカーが活躍しなかったことにつまらなさを覚えてしまいましたが、不思議と帰りの道中でこの作品を思い出せば思い出すほど案外面白いと思える要素もあったなと気付かされましたのもまたしかり。
劇場で観た印象そのままの評価で言えば、正直★2以下をつけたいくらいには面白くなさを感じてしまったのですが、自身が一般市民同様に”ジョーカーの活躍”を求めていたことに気づくと、様々なシーンの意図が汲み取れてしまい「あぁ、これはこれで楽しめる要素だったのか」等と思う始末。
詰まる所、結局は監督と脚本の手に踊らされていたのかーというのが結果かもしれませんが、それだけで心のざわつきが収まるわけもなく。
そもそも、刑務所の中と法廷だけだと場所が閉鎖的かつ話もそんなに盛り上がらないことから、面白みに欠けちゃうんですよね。
個人的には、裁判までのシーンを30分くらいでやって、そこからジョーカーが暗躍するのを観たかったのが本心です。
それが監督の意図と全然違うのは理解しつつも、我々が観たかったのは結局”ジョーカー”なので、面白くなさを感じるのは当然なのかとも思います。
ハーレークインについてもあまりピンと来ず、このシナリオなら別にハーレークインじゃなくても成り立っちゃうなぁとも感じました。
スルメ的な感じで観れば観る程楽しいような気もしますが、歌聞いている間に飽きてくる、アーサーの心そのままに複雑な映画です。
何度もリピートして観たいと思う程にならなかったのは非常に残念です。
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