映画レビュー/概要

625本目 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY/Birds of Prey(and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)
2020年
監督:キャシー・ヤン
主演:マーゴット・ロビー

評価:★★★

鳴海「スーサイド・スクワッドのジョーカーどこいった?」
ワーナー「勘のいいガキは嫌いだよ」(嘘

★マーゴット・ロビーがハーレイ・クインを演じているだけで加点要素100億点。
■ストーリー云々はさておき、なりゆきでチームを編成し悪と戦うヒーロー作品に則った展開なので可もなく不可もなく。
▲ユアン・マクレガーが出てくれるのは嬉しいんですが、悪役がこれまた地味だこと。これならもっと別の役どころでド派手にやって欲しかった感。

皆さんはマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインをどれくらい好きですか?
鳴海は彼女の演じるハーレイ・クインが居るだけで最低限★3をつけたくなる贔屓目なんですが、良くも悪くも今作はそれに終始尽きるような気がしました。
ハーレイ・クインの単作だけで嬉しいところがある反面、どうしても物足りなさを感じてしまうのは今まで他のキャラが居てこその相乗効果があったのではと、今作を観て考えさせられたところです。真面目か。

カメラワークを駆使して全然見せてもらえないDCEUジョーカーと破局したハーレイが、紆余曲折を経てヒーローチームを結成して悪と戦うシナリオはそう悪いものとも言い難いので、別にオススメしない程の内容ではないかと思います。
どことなく鳴海の鑑賞の手が伸びにくいのは、目立ってこのシーンが好き!というところがあまり無いからかもしれません。
いや、何度も言いますがマーゴット・ロビーは好きです。ここだけはほんと大事。

何より残念ポイントを増やしてしまっているのが悪役のマスク野郎。
ユニバース作品にありがちな印象の薄い悪役として終わってしまっているのが非常に残念。
むしろ、こういうユニバース作品で印象残せている悪役の方が少ないですし、むしろ好きなキャラ出てきてもすぐに死んだり消えたりするからそれまた困りものというジレンマ。

警察署のシーンしかり、ラストあたりのチームでの戦いしかり、楽しめる要素はあるのでまったくオススメしないことはないです。
別に前後気にせず観られるので、マーゴット・ロビーに惹かれた人は鑑賞必須かもです。
とにかくマーゴット・ロビーって書きたいだけの記事でした。





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