映画レビュー/概要

555本目 シャザム!/Shazam!
2018年
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
主演:ザッカリー・リーヴァイ

評価:★★★★

劇場後にしたらとりあえず叫びたくなる

子供が大人にそのままなってヒーローパワーがあったら?をコミカルに描いてくれている。それがまた笑える。
◎思った以上にファミリー映画。ここらへんを良いと思うか合わないと思うかで結構評価が分かれそうなポイントですが、鳴海は好き寄りでした。
◎マーク・ストロング演じる悪役が最高。彼はどの作品でも悪役演じているのが似合いまくり。渋いイケメン悪役って感じ(?)
△最後に周りの面々まで力を持つ展開が逆に合わず……。むしろそれは続編以降で出してほしかった感があります。

シャザムが元々キャプテン・マーベルと呼ばれていたらしいごたごたの部分はとりあえず割愛し、『ワンダーウーマン』や『アクアマン』で徐々にノリが良くなってきたと感じるDCEUにまたまた新しいヒーロー参戦。

軽かったり明るいからユニバース形式の作品はいいというわけではありませんが、やっぱりオリジンものをちゃんと通らないとみんな集まった時の感動が薄れてしまうというのは『ジャスティス・リーグ』で感じたところ。

名探偵コナンの逆バージョンであるシャザムが、
・子供が能力を持つとこういうことしたくなる。
・でもそれが故に困ることや悩みがある。
というのを具現化してくれているのもまた楽しめる要素。

総じて全体的に明るめな雰囲気はありながら、家族の絆だったりヒーローアクションとしての楽しみ、それぞれを味わうことができるのでDCの中でもオススメできる一作かと思います。

吹き替えの炎上云々はさておいて、作品の楽しさを純粋に楽しんでいただきたい所存。
鑑賞後になんとなく「シャザム!!!」と叫びたくなった人は間違いなくドツボにハマったパターンです。
まだ続編を鑑賞していませんので、鑑賞以後そちらのお話も掲載していきます。





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